2020年10月14日水曜日

終わった夏の短歌

 
パイル地の部屋着でそのまま来てしまうお前の無邪気が怖く可愛い

陰嚢を蝶々と呼んだあの人の鱗粉まみれの指のつやめき

小便と精液どっちが出てくるか判らないから見ていてごらん

おっぱいがバインバイインバイイイインと徐々に膨らみ徐々に遠のく

長月のまだ夏服のJKがローファーで踏むペダルとペダル

おっぱいが揉み放題と聞いたのでちんこを持って生まれてきたよ

陰毛がごくごく普通にはみ出てて動じる俺が間違ってゐる

よく見れば千鳥格子になっているショーツはあっという間に剥がれ

フレンチやディープと世間がいうキスを俺とお前は大キスという

十八才ぬれた体で駆けてこいタンパク質のシャワーあげよう

満潮と干潮がありどうしても海は私を淫靡にさせる

陰毛が化学実験失敗しチリチリになる女子校の午後

陰嚢がどこかすました顔してら今年の夏も過ぎ去ったのな